Nine Questions

Nine Questions

起業家の事業創造の背景にある問いを6つに置き直した上で、さらにそれぞれを深く掘り下げた問いを行います。
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問い直す前の事業の作られ方

事業とはどのように生まれるのでしょうか。それは、起業家や新規事業を行う人が、この世界に疑問を持つところから始まります。それが第一の批判的な問いとなり、それによって可能世界が発見されます。

すると今度は、そのありえる可能世界が実際にはなぜ生まれていないのかを考えることになります。その仮説的な問いが「AではなくBをすればそれが生まれるかもしれない」という仮説を生み出します。

その仮説はある意味で「信念」のようなものです。きっとBが良いものだと信じた上で、そのBを実際に社会実装するには何ができるかを問い直し、取り組むべき具体的な事業に落とすことができます。

その事業の問い直し方

Nine Questionsが必要になるのは、ある事業を作るタイミングやそれを見直し方向性を練り直すときです。多くの場合、上記のような思考プロセスは明確に意識されないまま事業が構築されます。

しかし、実際に動き出したりトライアルで仮説検証を行うと、それをアップデートすることが可能になります。つまり、先ほどの問いや信念が、実は気づいていなかった前提や条件を伴っているかもしれない、と問い直すことができるのです。

これは、動き出しからやってきた起業家やチームにとってはとても難しい行為です。私たちはこのフレームワークを元に、できるだけ原点に立ち返るような問い直しを行い、本質的な事業の改善ポイントや、検証するべき仮説や信念を明らかにします。